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Studio

2012年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸

「トラベリング・ワークショップ Unveiled Network」

講師
石田壽一、小野田泰明、本江正茂、土岐文乃(東北大学大学院)
中田千彦(宮城大学)
福屋粧子(東北工業大学)
担当助手
斧澤未知子

【概要】

このスタジオでは、地域の問題をグローバルな視点から捉えるとともに、文化的・思想的背景の異なる他者との協働の中で建築提案のプロジェクトワークを進めることができる人材育成を目指し、東北大学大学院都市・建築学専攻が、モンペリエ(仏)、 メルボルン(豪)の建築系大学と共同で、多国籍なプロジェクトチームを組み現地に渡航し取り組む「国際建築ワークショップ(WAW)」と連携して行った。

今期は仙台がホスト国となり、仙台市営地下鉄東西線による地域のネットワーク化をテーマに、時間距離の短縮と都市機能の再編成を見据え、沿線エリアの将来像を提案した。

【成果物】

PBL5
タイトル「River – Vers – City」【Team A】
国際センター駅を大学と地域をつなぐハブと捉え、広瀬川沿いにせんだいメディアテークの分館となる図書館を、仙台城と国際センターの間には両者をつなぐ観光拠点施設を提案した。これにより、キャンパス間の交流人口の増加、住民の大学に対する積極的関与を促し、青葉山地域の活性化を狙う。
PBL5
タイトル「Walking City」【Team B】
歩くことがまちをひとつにする。薬師堂では、駅と既存の運動施設の間が断面的に豊かにつながるようにし、卸町では、駅から各家庭までの通りをパブリックからプライベートに段階づけ、駅前の中心広場や倉庫改修により誘致された住宅、創造産業が卸町の新たな活動の中心線を形成するように計画した。
PBL5
タイトル「Gateway to the East」【Team C】
荒井駅周辺のエリアを仙台の東の玄関口と、農業に関連した物流の拠点として位置づけ、風力発電による自立したエネルギー供給システムを含み、非常時にも対応するパーク・アンド・ライド駐車場と地下鉄を用いた運送施設とオフィス街を計画した。
PBL5
タイトル「P&P Project」【Team D】
南北線との間に広瀬川沿いのネットワークを構築し、国際センター周辺に芸術文化の集約した地域を創りだす。広瀬川沿いには「PAUSE」、人や活動の溜りとなる場を形成し、国際センター周辺には周辺の芸術文化施設を人が絶えず鑑賞、移動する活動的な「PLAY」のエリアを計画した。
PBL5
タイトル「ECOTONE-In between moments-」【Team E】
「間」をコンセプトとし、東西線を縫い合わせるようにグリーンスペースを展開した。卸町には共有空間と占有空間を曖昧に分ける壁をつくり、人が移動/滞留できる空間を挿入するとともに、東西線の終点である荒井には、研究や観光目的の植物園をつくり、コンテナホテルを仙台東部道路に付随させた。

PBL5
タイトル「Linkin Park」【Team F】
青葉山周辺は様々な文化施設が集中している仙台でも稀有な土地である。青葉山に夜でも人々が楽しめるようにバーやダンス施設を設け、東北大学植物園の観光機能を強化する建物、地形を生かしたマスタープランを計画した。東西線により強化されるアクセスを使った青葉山周辺の活性化を狙う。
PBL5
タイトル「Pixel City」【Team G】
地下鉄東西線の開通に伴う環境の変化を見込み、卸町周辺の将来像を時間の変化とともに構想した。薬師堂駅は学生を中心とした居住エリアに、六丁の目駅はカルチャーの中心に、卸町駅は既存の工業高校を教育拠点に。時間とともに変化する無数の小さなピクセルをもとに新たな卸町を構想した。
PBL5
タイトル「CREA-TECH」【Team H】
クリエイティブ(Creative) とテクノロジー(Technology) を融合させた「CREA-TECH」をコンセプトに産業中心の卸町に技術を取り入れた生活を提案する。Project A では磁力を用いた浮く建築を、Project B では雨水を集めるランドスケープや、廃棄物の焼却などのエネルギーを中心に人々の生活を結ぶ。
  • PBL5

「2012年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸」活動内容一覧

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