スマートコミュニティの近未来像を『見せる化』する
- 講師
- 石田壽一(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授)
- 渡辺圭介(東北生活文化大学生活美術学科講師/メディアアーティスト)
- 田路和幸(東北大学大学院環境科学研究科環境科学専攻教授)
- 平慎次 (アクセンチュア株式会社経営コンサルティング本部マネージャー)
- 持田灯 (東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授
- 後藤伴延(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻准教授
- 石川初 (株式会社ランドスケープデザイン)
- 担当助手
- 錦織真也 (東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻助手)
- 藤山真美子(東北大学大学院環境科学研究科・研究企画室助手)
- 岩澤拓海 (せんだいスクール・オブ・デザイン研究員)
【概要】
再生エネルギー利用や省エネ技術による地球環境配慮型の次世代インフラ・コミュニティに対する関心は、昨年の東日本大震災の影響もあり一層高まっている。一方で、スマートコミュニティの創生がエネルギー・通信関連企業のデバイス普及合戦にとどまり、エンドユーザーと居住コミュニティの関係が新たに刷新される範囲は限られているという冷めた見方もある。スマートコミュニティに対するリテラシーをいかに高めるか、情報を「見せる化」するか、またその情報をいかにコミュニティデザインに活用するかについて、コミュニティの生活環境を形成する基本的な自然エネルギーである風水と熱環境・地形などの専門家やオペレーションの実務家とともに考える。
【成果物】
6回にわたるレクチャーより、環境工学的視点からは熱環境・風環境について、エネルギー的視点からは売電から蓄電へシステムが転換していくことや国内外のスマートグリッド構想について、自然的観点からは地形・水系についての知識を得た。
スマートコミュニティにおいては、エネルギーのインフラは従来型の電力使用のピークを前提にした、巨大で一方向的なものから、蓄電によるピークシフトや個人・コミュニティ・都市間での融通という小さなインフラのネットワークによる高次の効率性、動的な安定性を実現するものへと変革される。本スタジオではこのような関心の中から小型化が進む蓄電池に焦点を当て、蓄電池の普及によって私たちの暮らしはどのように変わるのか、もし蓄電池を持ち歩くようになったら、という仮定のもと、3つの異なる人物設定時を行い、デザインの可能性を検討した。
「自宅から学校までの自転車通学時の発生エネルギーを有効に利用する。リチウムイオン蓄電池なら、僅かなエネルギーも蓄えることが出来る。電力を持ち歩く生活。」
「カフェで一休み。カフェは電力を使わなければ営業できないため、持参した蓄電池から電力の一部を負担することで、割引きをしてもらえるシステムがある。」
「仙台のイベントである光のページェント。ここで使われる電気は、市民から集めている。人々は、木々に備え付けられている電気回収スポットに蓄電池をかざすことで電気を寄付する。」
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ1 メディア軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ2 環境軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ3 社会軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ4 コミュニケーション軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ5 国際軸
- 2014年度 春学期 Interactiveレクチャー
- 2014年度 春学期 クリエイター・イン・レジデンス
- 2014年度 春学期 Fラボ3
- カレンダー
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- あいちトリエンナーレ分校
- SSDe in 金沢 五日間集中ワークショップ「建築に触らない!?公共建築のリデザイン」
- 2010年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2010年度秋学期Fラボ1:石上スタジオ
- 2010年度秋学期Fラボ2:平田スタジオ
- 2010年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2011年度春学期ARP1:災害のデータスケープ
- 2011年度春学期ARP2:S-meme02「文化被災」
- 2011年度春学期ARP3:建築家による復興支援活動の研究
- 2011年度春学期:特別講座「復興へのリデザイン」
- 2011年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2011年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2011年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2011年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2011年度秋学期Fラボ1:石上スタジオ
- 2011年度秋学期Fラボ2:平田スタジオ
- 2011年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2011年度秋学期ARP4:仙台市津波浸水域リデザインのための基礎調査
- 2012年度春学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2012年度春学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2012年度春学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2012年度春学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2012年度春学期Fラボ3
- 2012年度春学期Interactiveレクチャー
- 2012年度春学期クリエーター・イン・レジデンスWS
- 2012年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2012年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2012年度秋学期Fラボ4
- 2012年度秋学期ARP5:災害のデータスケープ2
- 2012年度秋学期ARP6:復興地域におけるスマートコニュニティ
- 2013年度春学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2013年度春学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2013年度春学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2013年度春学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2013年度春学期ARP7:災害のデータスケープ3
- 2013年度春学期ARP8:統合化インターフェースとしての公共スペースのデザインについて
- 2013年度春学期Interactiveレクチャー
- 2013年度春学期CiR:「瞬間をとじ込める椅子」
- 2013年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2013年度秋学期Fラボ5:「メディア・インスタレーションの未来」
- 2013年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2014年度春学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2014年度春学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2014年度春学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2014年度春学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2014年度秋学期Fラボ3:エネルギースマートなイノベーション都市“仙台の明日”を考える
- 2014年度春学期CiR:文学館を再編集する
- 2014年度春学期Interactiveレクチャー