メニュー

Studio

2010年度秋学期Interactiveレクチャー

横断する思考:建築、映像、美術、デザイン

講師
鈴野浩一+禿真哉(トラフ建築設計事務所共同主宰)
池田修  (BankART1929代表/PHスタジオ代表)
鈴木了二 (鈴木了二建築計画事務所主宰/早稲田大学芸術学校校長)
コーディネーター
五十嵐太郎(東北大学都市・建築学専攻教授)
堀口徹  (東北大学都市・建築学専攻助教)

【概要】

Interactiveレクチャーのシリーズでは、せんだいスクール・オブ・デザインの精神である、建築を軸としながら様々な表現領域と連携する創作活動を行う三組を招く。

トラフ建築設計事務所は、建築をはじめ、インテリア、舞台美術、家具、紙のプロダクト「空気の器」、グラフィック・デザイナーとの共同作品など、多様な展開を試みる若手の建築家である。一方、アーティストの池田修は、建築家や写真家も参加するPHスタジオを率い、領域横断型の作品を手がけ、とくにダムで沈む街を舞台とした「船をつくる話」は現代に神話的な風景を出現させた。また池田は、横浜を拠点に創造都市のポテンシャルを上げる活動体、Bankart1929の代表もつとめている。そして建築家の鈴木了二は、物質試行のシリーズにおいて建築以外に、映像やインスタレーションも制作し、ときには美術家や写真家とのコラボレーションも行う。鈴木は、映画に対する造詣も深く、建築、都市デザイン、映像の三分野をもつ早稲田大学芸術学校の校長でもある。

この科目では、以上の三組のレクチャーと、受講者による長時間の質疑応答によって、ジャンルを横断する思考を学ぶ。

【成果物】

鈴野浩一・禿真哉(トラフ建築設計事務所)
建築をはじめインテリア、舞台美術、家具、プロダクトなど、既存の領域を拡張する若手建築家・トラフ建築設計事務所の鈴野氏と禿氏をお招きし、チェルフィッシュ「フリータイム」「空気の器」「港北の住宅」などの作品について解説を頂いた。質疑応答では建築を軸としながら領域横断的に創作する手法について、受講生とディスカッションがなされた。(2010.11.24)
池田修(BankART代表/PHスタジオ)
創造都市横浜における活動体BankART1929代表の池田氏に講演いただいた。都市に介入する自身のアートプロジェクト「家具Φ」「えびす」「ホームレスハウスプロジェクト」などが紹介された。さらには代表を務めるBankART1929の運営方法について、連携する横浜市の文化芸術創造都市政策の特徴を交えて概説した。都市における文化芸術活動とその支援体制について、受講生を交えた長時間の質疑応答にて議論がなされた。(2010.12.21)
鈴木了二(建築家/早稲田大学芸術学校校長)
建築のほか映像音楽など領域を横断する早稲田芸術学校校長である建築家・鈴木氏に講演頂いた。絵画、写真、映像、ファッション、プロダクト、建築など、さまざまな芸術作品についてプロポーションを伸縮させ変化させて比較することで、プロポーションを超えた「構造」を明らかにする「DUB MATCH」というプロジェクトを紹介した。質疑応答では領域を超えた構造の分析方法とその可能性についての議論によって受講生との意見交換がなされた。(2011.1.20)
  • arp5
  • arp5
    鈴野浩一・禿真哉(トラフ建築設計事務所)
  • arp5
    池田修(BankART代表/PHスタジオ)
  • arp5
    鈴木了二(建築家/早稲田大学芸術学校校長)

「2010年度秋学期Interactiveレクチャー」活動内容一覧

-2011.02.21-
-2011.02.09-
-2011.01.21-
-2011.01.19-
-2011.01.13-
-2010.12.27-
-2010.12.14-
-2010.11.28-
-2010.11.18-
-2010.11.18-
-2010.11.14-
-2010.11.11-
-2010.09.04-
メニュー