Cityformat - 都市生活のインターフェースを考え直す –
- 担当教員
- 本江正茂(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻准教授)
- 講師
- logue[菊地正宏+小川直人+酒井聡+柿崎慎也+鹿野護]
- ゲスト講師
- 木村博之(グラフィックデザイナー/株式会社チューブグラフィックス代表取締役)
- 丸山新 (タイポ/グラフィックデザイナー/クリエイティブディレクター(&Form代表))
- 担当助手
- 山田哲也(せんだいスクール・オブ・デザイン研究員)
【概要】
日常、私たちは一定の書式/フォーマットを介して、多くの仕事やサービス、情報をやりとりしている。都市が多種多様なシステムからなるものであり、それらシステム同士が接する境界面をインターフェースと呼ぶならば、都市生活はインターフェースの織物にほかならない。それら都市を形成する書式= Cityformat を情報/ヴィジュアルから考えなおす。
2013年度春学期は、印刷物やサインにおいて、誰にでもわかりやすく美しいフォーマットを設計する視点や方法について、宮城野区文化センターをケーススタディとして実践的に取り組んだ。
【成果物】
- みんなで更新する地図
- 都市は日々変化しているにもかかわらず、一度制作されて長く使用されている地図に疑問を抱いた。そこで、更新性のある地図を作成した。これをWEB上に公開することで、地図に疑問をもった人々が意見を書き込む。すると、地図が更新され、使いやすくなっていく。都市は地図によって透明度を増す。
- 誘導アイキャッチデザイン
- 私は宮城野区文化センター内の誘導と案内サインを提案しました。各階のエレベータと階段の合流場所を始点として、各部屋をイメージしたマークを床に横一列に設置します。マークは線のようにつなげずに、始点と終点だけにマークを設置しイメージを目的地へ投げかけるサインを考えました。
- ナビコミュニケーション
- 裏面に「大喜利コンテンツ」と「意見・コメント欄」を設けた書架案内です。目的は利用者の書架への誘導、利用者と職員のコミュニケーション活性化です。かたいイメージを持たれがちな職員がくだけた話題をふることでコミュニケーションのきっかけをつくり、利用者の本音ニーズを引き出します。
- フキダシマグネット
- 部屋の中の活動の気配が廊下に伝わるといいと思い、施設利用者が活動の様子や宣伝を書き込むことのできる、フキダシ型マグネットシートを考えました。ドアに貼って使うことでドアが宣伝媒体となり、利用者同士のつながりが生み出せないかと考えました。
- ハマるボタン
- 図書館の試聴コーナーにあるCDプレーヤーのボタンが小さくて色も周りと一緒で見えにくいです。ボタンを使いやすくするために小さな装置を作ることで、工業製品の人への優しさがよくわかりました。透明アクリルで作った装置をもとのボタンに貼ることで、それを押すと下のボタンも押されます。
- 館内情報交換マップ
- 複合的である施設の利用や可能性を施設職員と利用者が一緒に知り、つくっていくために、館内ツアーを開催し、各部屋の情報や問題、見出した可能性をマップ に書き込み、共有します。イベント時だけでなく平時でも施設に人が集まるような、施設をとことん利用するきっかけづくりのためのマップです。
- 公式PRパーツ配布サイトの制作
- 「主催者」のPRを助けることで、宮城野区文化センターの所在地、アクセスなどの基本情報を広告します。公式サイトから地図、交通案内、写真など自由に使える「PRパーツ」をダウンロードして、チラシなどで使用してもらいます。「主催者」の手間とコストを削減し、喜んでPRしてくれるはずです。
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ1 メディア軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ2 環境軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ3 社会軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ4 コミュニケーション軸
- 2014年度 春学期 PBLスタジオ5 国際軸
- 2014年度 春学期 Interactiveレクチャー
- 2014年度 春学期 クリエイター・イン・レジデンス
- 2014年度 春学期 Fラボ3
- カレンダー
- 新・港村
- あいちトリエンナーレ分校
- SSDe in 金沢 五日間集中ワークショップ「建築に触らない!?公共建築のリデザイン」
- 2010年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2010年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2010年度秋学期Fラボ1:石上スタジオ
- 2010年度秋学期Fラボ2:平田スタジオ
- 2010年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2011年度春学期ARP1:災害のデータスケープ
- 2011年度春学期ARP2:S-meme02「文化被災」
- 2011年度春学期ARP3:建築家による復興支援活動の研究
- 2011年度春学期:特別講座「復興へのリデザイン」
- 2011年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2011年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2011年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2011年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2011年度秋学期Fラボ1:石上スタジオ
- 2011年度秋学期Fラボ2:平田スタジオ
- 2011年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2011年度秋学期ARP4:仙台市津波浸水域リデザインのための基礎調査
- 2012年度春学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2012年度春学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2012年度春学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2012年度春学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2012年度春学期Fラボ3
- 2012年度春学期Interactiveレクチャー
- 2012年度春学期クリエーター・イン・レジデンスWS
- 2012年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2012年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2012年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2012年度秋学期Fラボ4
- 2012年度秋学期ARP5:災害のデータスケープ2
- 2012年度秋学期ARP6:復興地域におけるスマートコニュニティ
- 2013年度春学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2013年度春学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2013年度春学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2013年度春学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2013年度春学期ARP7:災害のデータスケープ3
- 2013年度春学期ARP8:統合化インターフェースとしての公共スペースのデザインについて
- 2013年度春学期Interactiveレクチャー
- 2013年度春学期CiR:「瞬間をとじ込める椅子」
- 2013年度秋学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2013年度秋学期PBLスタジオ5:国際軸
- 2013年度秋学期Fラボ5:「メディア・インスタレーションの未来」
- 2013年度秋学期Interactiveレクチャー
- 2014年度春学期PBLスタジオ1:メディア軸
- 2014年度春学期PBLスタジオ2:環境軸
- 2014年度春学期PBLスタジオ3:社会軸
- 2014年度春学期PBLスタジオ4:コミュニケーション軸
- 2014年度秋学期Fラボ3:エネルギースマートなイノベーション都市“仙台の明日”を考える
- 2014年度春学期CiR:文学館を再編集する
- 2014年度春学期Interactiveレクチャー