2010.09.04
2010年度秋学期 Interactiveレクチャー[必修科目|0.2ポイント]
テーマ:「横断する思考:建築、映像、美術、デザイン」
講師:
鈴野浩一/禿真哉(トラフ建築設計事務所共同主宰)
池田修(BankART1929代表・PHスタジオ代表)
鈴木了二(鈴木了二建築計画事務所主宰・早稲田大学芸術学校校長)
コーディネーター:
五十嵐太郎、堀口徹(東北大学 都市・建築学専攻)
趣旨:
今期のInteractiveレクチャーのシリーズでは、せんだいスクール・オブ・デザインの精神である、建築を軸としながら様々な表現領域と連携する創作活動を行う三組を招く。
トラフ建築設計事務所は、建築をはじめ、インテリア、舞台美術、家具、紙のプロダクト「空気の器」、グラフィック・デザイナーとの共同作 品など、多様な展開を試みる若手の建築家である。一方、アーティストの池田修は、建築家や写真家も参加するPHスタジオを率い、領域横断型の作品を手がけ、とくにダムで沈む街を舞台とした「船をつくる話」は現代に神話的な風景を出現させた。また池田は、横浜を拠点に創造都市のポテンシャルを上げる活動体、Bankart1929の代表もつとめている。そして建築家の鈴木了二は、物質試行のシリーズにおいて建築以外に、映像やインスタレーションも制作し、ときには美術家や写真家とのコラボレーションも行う。鈴木は、映画に対する造詣も深く、建築、都市デザイン、映像の三分野をもつ早稲田大学芸術学校の校長でもある。
この科目では、以上の三組のレクチャーと、受講者による長時間の質疑応答によって、ジャンルを横断する思考を学ぶ。
スケジュール:
1 11/24[水]19—21時 鈴野浩一/禿真哉 レクチャ1 建築からデザインへ(仮)
2 12/21[火]19—21時 池田修 レクチャ2 美術と建築のあいだ(仮)
3 01/20[木]19—21時 鈴木了二 レクチャ3 建築と映像(仮)
会場:house/阿部仁史アトリエ(宮城県仙台市若林区卸町3丁目3—16)
備考:上記については「SSD ハウスレクチャー」として一般公開