2012.05.28
2012年春学期 Futureラボ03
必修科目|0.5ポイント
テーマ:スマートコミュニティの近未来像を「見せる化」する
講師:
石田壽一|東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授
渡辺圭介|東北生活文化大学生活美術学科講師/メディアアーティスト
見せる化」を実現する環境情報のビジュアルコミュニケーションデザインについて
レクチャーとワークショップを実施。
田路和幸|東北大学大学院環境科学研究科環境科学専攻教授
環境科学研究科Ecollab.における実践等を通してスマートコミュニティの近未来像について講義。
持田 灯|東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授
ヒートアイランド等の都市気候の形成メカニズム等について講義。
後藤伴延|東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻准教授
自然エネルギー利用型の都市環境調整手法について講義。
石川 初|株式会社ランドスケープデザイン
都市における地形の身体化とその表現についてレクチャーとワークショップを実施。
平 慎次|アクセンチュア株式会社経営コンサルティング本部マネージャー
アメリカのOpower社が行っている各家庭の節電促進における戦略的特徴について講義。
担当助手:
錦織 真也[東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻助手]
藤山真美子[東北大学大学院環境科学研究科・研究企画室助手]
岩澤 拓海[SSD研究員]
趣旨:
再生エネルギー利用や省エネ技術による地球環境配慮型の次世代インフラ・コミュニティに対する関心は、昨年の東日本大震災の影響もあり一層高まっている。一方で、スマートコミュニティの創生がエネルギー・通信関連企業のデバイス普及合戦にとどまり、エンドユーザーと居住コミュニティの関係が新たに刷新される範囲は限られているという冷めた見方もある。スマートコミュニティに対するリテラシーをいかに高めるか、情報を「見せる化」するか、またその情報をいかにコミュニティデザインに活用するかについて、コミュニティの生活環境を形成する基本的な自然エネルギーである風水と熱環境・地形などの専門家やオペレーションの実務家とともに考える。
修了要件:
スタジオ成果物となるリサーチ・データ・スケープに関連したレポート作成、レクチャーに対する質疑応答、各会のミニワークショップなどの作業に自分の能力を活かして積極的に関わること。PC環境に対する最低限の知識が求められる。
スケジュール:
#1 05/28 [月] 18:00-21:00 石田・渡辺
ガイダンス/映像表現レクチャ・ワークショップ
#2 06/01 [金] 18:30-21:30 石田・渡辺・田路
スマートコミュティの近未来像1/ Ecollab.の実践
#3 06/08 [金] 18:30-21:30 石田・渡辺・平
スマートコミュティの近未来像2/ Opowerのリテラシー戦略
#4 06/13 [水] 18:30-21:30 石田・渡辺・持田・後藤
環境形成メカニズムの分析と評価手法
#5 06/22 [金] 18:30-21:30 石田・渡辺・石川
GPSを用いた地形表現ワークショップ
#6 06/23 [土] 10:00-18:00 石田・石川
フィールドワーク #5と#6は(註)PBL2と同時開催