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2014年度春学期PBLスタジオ2:環境軸

センダイオアシス/ブルーグリーンスタジオ7

担当教員
石田壽一(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授)
講師
皆川典久(東京スリバチ学会会長/鹿島建設株式会社)
ゲスト講師
中野和典(日本大学工学部土木工学科准教授)
石川初 (株式会社ランドスケープデザイン)
担当助手
井上宗則(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻助手)

【概要】

環境軸では、「センダイオアシス/ブルーグリーンスタジオ」と題して、水、土、空気、エネルギーなどにかかわる環境工学的諸技術を生活環境のデザインに再び統合することを目指し、現在のコンクリートやアスファルトでできたグレイ・インフラから、生態系バランスや環境免疫力、地形や水系を巧みに活用するグリーン・インフラへの転換とそのデザインを模索してきた。

今期は、「廃棄物」に着目し、これまでの環境軸で取り組んできた「水」及び「エネルギー」に関わる提案と一体となった持続型コミュニティモデル「Sendai OASIS」の構築について考えた。

【成果物】

水/エネルギー/廃棄物
環境先進都市として名高いスウェーデンのハンマルビー・ショースタッドでは、「水」「エネルギー」「廃棄物」を軸とした「ハンマルビー・モデル」を構築している。一方、環境軸では、これまで仙台市特有の河岸段丘や四ツ谷用水を活かした「Sendai OASIS」の形成を目指し、「水」や「エネルギー」に関わる生活環境のデザインを行ってきた。そこで今期は、「廃棄物」に着目し、これまでの「水」や「エネルギー」の関する提案と一体となった持続的かつ柔軟性のある都市モデル「Sendai OASIS」を提案した。
ごみ収集システムのポテンシャル
ごみ収集システムに着目すると、様々な特有の環境を作り出していることに気付いた。ごみ集積所は、ごみ出しという特定の時間に現れる行為を発生させていた。また、フィールドワークにおいて、水路上に設置されたごみ集積所を多く確認したが、これは占用許可の問題によるものであった。すなわち、ごみ集積所はインフラと制度への応答として創出・反復されていた。ごみ収集車は、一筆書きとなる効率的なルートで居住地を頻繁に隈無く巡回している輸送機関であった。こうしたごみ収集システムが有する固有の環境を、持続型コミュニティに活用すべきポテンシャルとして捉え直し、「Sendai OASIS」の構築を検討した。

PBL2

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「2014年度春学期PBLスタジオ2:環境軸」活動内容一覧

-2014.07.07-
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-2014.06.16-
-2014.05.26-
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