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【PBL01 S-meme03】第四回:編集会議

2011.12.21

2011年12月19日(月)PBL01メディア軸の第四回:編集会議を行いました。


この日の講義では、15日の編集会議で出されていた宿題「今あるコンテンツ一覧を元に(あるいは「もっとこういうコンテンツが必要だ」と思うコンテンツがあれば追加して)、各自が目次案を作ってくる」に対して提出された目次案の発表と、それを考慮した上で今後残して行くコンテンツの精査を軸に話し合いが進められました。

目次を作るということは、(雑多に寄せ集められたようにも見える)現在あるコンテンツ群を使って、雑誌という一つの形の中でどのような物語にして話し聞かせるか、そのシナリオを考えるということと同じような面を持っています。今回受講者全員がそれぞれに考えて来た目次案は、S-meme03がどういう雑誌になるべきか、何を誰に伝えたい雑誌なのかが表れたものになっていると言えます。
まずは全員の作って来た目次案について、どういう意図でどのようにコンテンツを組み替え全体を構成したのかを本人に発表してもらいます。コンテンツ案には
■特集:ショッピングと震災
【レクチャー】今期のメディア軸のレクチャー三本
【リサーチ】「ショッッピングと震災」をテーマに各受講生に課せられたリサーチ群
【データ】仙台周辺の大型店・コンビニの基本情報
【書評】ヴェンチューリ「ラスベガス」、コールハース「guide to shopping」、「思想地図β」
【その他】その他寄稿などによる「ショッピングと震災」関連記事
【論考】S-memeに毎号設けている論考枠、二本
■特集以外
【仙台文化時評】必ずしも特集とは関係無い、仙台の「今」を切り取るような記事(10本程度)
といった内容が挙げられており、これを取捨選択・項目の追加・順番の並び替えなどをすることで目次案を作成するよう課されていました。

それぞれに、内容の取捨選択や構成の仕方に工夫がありましたが、全員の発表を聞いた後で「どの目次案でも書評と論考の位置付けが浮いているように感じられる」との意見の一致から、藤村先生と五十嵐先生によって書評に挙げられている文献の内容、これまでのS-memeの中での論考の位置付けについて説明が加えられました。

また、その上で仙台から発信する文化批評誌としてのS-meme03が「ショッピングと震災」を特集するという意義、これまでの「ショッピング」に関する文脈の中で震災という「裂け目」を通して示してみせられるものについての説明と、その中での受講生個々のリサーチの意義の位置付けが示されることで、S-meme03に残して行くコンテンツについて受講者・教員全体の合意形成がなされていきました。ここから、1月9日までに個人のリサーチを具体的に進めてくることも合意されました。
1)講義内容について
編集会議(19:00〜22:00)
2)次回講義について
日時:1月11日(水)19:00−
場所:都市・建築学専攻仮設校舎 Katahira10 会議室
内容:編集会議
3)ハンドアウト

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