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SSDe新・港村 社会軸WS

2011.11.01

10月29日(土)、SSDe新・港村 社会軸WS「デザインをつかいきれ:Y-GSAの過去の横浜提案から掘り出し物を探せ」を実施しました。


新・港村でもリアルな市の課題と正面から向き合い具体案を提案し、受け身な市民ではなく市とパートナーとなれるプロ市民を育成するという社会軸のコンセプトを貫きたいと考え、今回の企画はY-GSAさんより作品を提供して頂き、講師として横浜市の職員である肥山達也氏、曽根進氏にご協力をお願いし実現しました。日ごろ横浜のまちづくりに尽力を注がれているお二人からそれぞれの提案に率直な意見をいただきました。

まずはY-GSAの学生及び卒業生から横浜に関する作品のプレゼンテーション。『都市居住―地』、『都市施設―図』、『産業構造の機能転換―背景』の3グループで構成。

-『都市居住―地』-
丘を走る地域学校」—プログラムが需要に応じて伸び縮みでき、児童数が少ないときには介護施設のエリアを増やす、または逆の場合にも対応可能な提案。
山の坂道ネットワーク」—地形が生む階段、行き止まり、崖地などが地域を分断しているのが問題と捉えて、交通手段で解決するため、自転車を利用する際に通行が楽な1/8以下の緩やかな坂を作って、既存の緩やかな坂とつなぐ提案。

-『都市施設―図』-
横浜駅を島にする」—通過する人が多く、留まる人が少ない横浜駅が通過されてしまう駅でなく、風景とセットで印象を残す駅とする提案。
横浜美術館再考」—創造都市横浜の中で、横浜美術館は影が薄かった。みなとみらいのスカイラインに合わせたカラフルな高層化の美術館の提案。
横浜中央卸売市場」—横浜の港の好立地にある市場を食のエリアとして活性化させるためにトラムを導入。市場内に二箇所の停留所があり、二種類のループ(傾斜を持った道)でゾーニングされたスラブをトラムが市場を通り抜ける提案。

-『産業構造の機能転換―背景』-
工業地帯を市民に開かれた場所へ」—鶴見臨海地区を三層立体都市構造でエネルギー循環システムを使用しつつ、気軽に使える開かれたエリアにする提案。
After Landscape」—近代都市は墓地や火葬場、葬祭場について後ろ向きであり、郊外へ移転したりした結果、墓地の不足などの問題が起きていることを省みて、これから取り組むべき問題として提案。
City Concourse」—新山下に小さい軸線となる通りを提案。広場の連鎖により、共有スペースを持つことで、個人所有の概念が薄らぎ、より緑や風の通り道がある街になる提案。

その後、3つのチームに分け1時間のワークショップで新しい横浜の構造ストーリーを形成。肥山氏、曽根氏にはアドバイザーとしてチームをサポートして頂きました。



埠頭チーム』—トラムを整備して、動線を駅から埠頭へ伸ばし、対照的な二つの場所、24時間活動している市場(動的な場所)と、墓地(静的な場所)をつなぐ。
桜木町~関内チーム』—移動は道路、ビルの上はオフィス、またはみなとみらいは観光、戸部は居住というような分断ではなく、街の間の空間を利用しながら、ゆるやかにつなぐなどして、いきいきとした歩行者空間を生み出す。
リング全体チーム』—海と陸をつなぐ横浜の玄関口を作る。羽田空港から金沢八景まで広がっている水上交通のハブとなりうる。横浜駅から他の埠頭へいくことができるようになれば、水上交通の発達につながるのではないか。

WSについて
SSDe新・港村 社会軸WS「デザインをつかいきれ:Y-GSAの過去の横浜提案から掘り出し物を探せ」
日時:10月29日(土)
場所:新・港村Aゾーン スクール校舎
講師:小野田泰明[東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 教授]
北山恒[横浜国立大学大学院/建築都市スクールY-GSA 教授]
大西麻貴[横浜国立大学大学院/建築都市スクールY-GSA 設計助手]
肥山達也[横浜市文化観光局創造まちづくり課担当 係長]
曽根進[横浜市都市整備局都市デザイン室担当 係長]
保科陽介[東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻 研究員]

13:00-13:30 イントロダクション(趣旨説明、講師紹介等)
13:30-15:30 Y-GSAプレゼン
「都市居住-地」
「都市施設-図」
「産業構造の機能転換-背景」
15:30- 15:40 休憩
15:40-16:40 ワークショップ―新しい横浜を創る―
[都市居住、都市施設、産業構造の機能転換の3グループから1人ずつの混合チーム+一般受講生+市職員(アドバイザー)]×3チーム
『埠頭チーム』
『桜木町~関内チーム』
『リング全体チーム』
16:40-16:50 休憩
16:50-17:50 ワークショップレビュー
17:50-18:00 修了式

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