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追記:11/3(木祝)秋学期開講式|講師:名和晃平(アーティスト)

2011.10.30

2011年度秋学期の開講式を、11月3日(木祝)13:30より、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアにて、一般公開で開催します。


2010年秋に開講したせんだいスクール・オブ・デザインは、地域の活性化を図りうるコラボレーティブなクリエイターを養成するべく、従来の大学教育の枠を超え、社会人クリエイターと建築デザイン系大学院生が、ともに地域の課 題にもとづいた実践的なプロジェクトを行うデザイン教育を目指してまいりました。
東日本大震災によって、せんだいスクール・オブ・デザインの活動拠点も大きなダメージを被りましたが、皆様のご支援によって、5月末より特別連続講座「復興へのリデザイン」を中心とする臨時カリキュラムを再開し、多くの方々に受講いただきました。
また、その基本コンセプトが認められ、本年度のグッドデザイン賞[デザインによる教育・ 人材育成]も受賞することができました。
そしてようやく、この11 月に始まる秋学期から、東北大学片平キャンパスに新設された仮設校舎を主な活動拠点とし、社会人と学生が1つのテーブルを囲んで課題にとりくむ、本来のスタジオ科目中心のデザイン教育を再開いたします。
この改めてのチャレンジの場に、建築デザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、インタラクションデザイン、 システムエンジニアリングなど、さまざまな領域から、数多くの意欲的な受講生が集まりました。
つきましては、せんだいスクール・オブ・デザイン2011年度秋学期開講式を開催いたします。

またこれに合わせ、記念講演としてアーティストの名和晃平氏にご講演頂きます。
名和氏はこの夏、東京都現代美術館において個展を行った若手アーティストの牽引者です。コンピュータや新しいメディアによる情報社会と人間の感覚・知覚の関係を問う作品を作り続け、国内外から高い評価を得ています。
他分野との協働も多く、SSDが考える多分野を横断するクリエイティビティの考え方と通じるところがあり、今回、ご講演頂くことになりました。
建築やデザインに関心がある方のみならず、広く一般の方にご興味を持って頂ける内容ですので、お誘い合わせの上、是非足をお運びください。

SSD2011年度秋学期開講式
日時:2011年11月3日[木祝]13:30開始(13:00開場)
開場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア
記念講演:名和晃平[アーティスト]
一般公開・参加無料

名和 晃平
Kohei NAWA
1975年生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程彫刻専攻修了。
京都造形芸術大学准教授(総合造形コース主任)、創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」ディレクター。
「ものの表皮」への意識から発し、独自の「PixCell=Pixel(画素)+Cell(細胞・器)」という概念を機軸に、感覚や思考のメタファーとしてのマテリアルを多様な表現に展開する。2009年より京都・伏見区にクリエイティブプラットフォームとして「SANDWICH」を立ち上げ、自身の作品制作から、auのデザインプロジェクト「iida」や、ミュージシャンのアルバムアートワークやPV、ステージセットなど、携わるプロジェクトは多岐にわたる。
近年の個展に『L_B_S』(メゾンエルメス8階フォーラム、東京、2009)、『Synthesis』(SCAI THE BATHHOUSE、東京、2010)など。第14回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2010最優秀賞。
2011年6月には東京都現代美術館で男性アーティストとしては最年少で個展『名和晃平−シンセシス』を開催。現在、初の作品集「名和晃平−シンセシス」(赤々舎)が発売中。
2012年秋には韓国・チョナンに大規模な屋外彫刻“Manifold”を設置、同時に韓国のARARIOギャラリーで2つの個展を開催予定
www.kohei-nawa.net
http://sandwich-cpca.net/

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