2012.11.09
2012年11月3日(土)、2012年度秋学期開講式/ガイダンスを実施しました。
―
開講式ではまず始めに東北大学大学院工学研究科長・金井浩より「地域の課題に取り組んで頂くが、東北大学が持つさまざまなテクノロジーを使って、構想力、グループをまとめる力、俯瞰力を身に付いて頂きたい。こういった力をつけた人を必要とする分野が多くあり、活躍して社会を支えてほしい。」と挨拶がありました。
続いて、仙台市経済局長・髙橋裕より「新しい発想で戦国期を生き抜いた伊達政宗が開いた街である仙台には、そういった文化が綿々と続いているのではないかと思う。未来の仙台の街につながることを考えて頂くことを期待している。」と挨拶がありました。
運営委員長・本江正茂によるSSD概要説明の後、受講生代表の白鳥まゆさんからご挨拶を頂きました。
―
記念講演ではSSD修了生でメディアアーティストの酒井聡さんにご講演頂きました。
「建築/音楽/ダンス/映像/デザイン」というさまざまな領域を越えたコラボレーションによる空間表現を行うアート・ユニット『Responsive Environment』のプロジェクトや「仕事のあり方と、それが都市においていかに持続し、循環するか。」という問いをさまざまな人々との対話を通じて検証する『logue』での活動など、多種多様なプロジェクトが紹介されました。
酒井さんはプロダクトなのか建築かという領域の境界は限定せず、広くデザインという領域で活動しています。デザインを学ぶことで広がることは何か、ということを大学では教えたいと考えており、それは個人の創作活動の姿勢と通じているのだとのことでした。
→ http://www.sakaiso.com
→ http://project-logue.jp
―
後半は受講生を対象とした受講ガイダンスでは受講の心得やスタジオ紹介などが案内され、最後はスタジオごとに分かれて希望スタジオの講師との意見交換がなされました。
―
―
2012年度秋学期開講式/ガイダンス
日時:2012年11月3日(土)
会場:都市建築学仮設校舎ギャラリートンチク
内容:開講式/記念講演/ガイダンス