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ARP3 #1 キックオフミーティング

2011.07.05

07月01日(金)18時~20時半、震災により使用不能となった青葉山キャンパス人間環境系の建物から片平キャンパスへの仮引越しの中、片平キャンパス電気通信研究所2号館4階430号室にて小野田先生によるARP3「建築家による復興支援活動の研究」のキックオフミーティングを行い、このプロジェクトの趣旨説明を行った。

講義内容:趣旨説明&リサーチ課題提供

以下趣旨要約
震災後、早く、安く、多量にという価値観に重点を置いた官僚とエンジニア主導の復興システムが機械的に、そしてスローに動いている。デザインの概念が欠落したシステムでは希望や創造性は生まれない。すべてが無くなった後、何をしていいか分からない、怒りのやり場がないという状況の中では、居住者のニーズ・地元の文化や自然・持続可能な経済・合理的なシステム・未来へのビジョンを考慮しつつ災害との共生を図り、血の通う人間化された復興システムを構築する必要がある。
しかし一部の建築家やデザイナーの中には災害を利用して一旗揚げようと、被災地にアイデアのみを落としていくものがいるが、行政システムがマヒしている現場ではそれらを実行する体力はない。このようなアイデアのみを落としていくものたちには、地元の反応は冷たく、得体の知れない存在に映っている。
そのことに気づき奮闘している人たちは存在するが、現場ごとに個別に活動しているため他の活動が分からないという状況下、報道では高台移転等のキーワードで全てが単純化され、実際に現場で行われている複雑な部分がきちんと報道されていない。
SSD ARP3ではまず各地域で行われている復興活動を一覧化し、それらを客観的に観察(評価)・公表することを試みる。

趣旨説明後、それぞれ地域ごとに復興活動や復興計画として何が行われているのか基礎情報を収集するリサーチ課題が与えられた。次回はそれら基礎情報を共有し、地域ごとの特徴や課題を洗い出しヒアリングする材料を探し出す。

次回の講義
日程:7月15日(金) 時間:18:00〜
場所:東北大学片平キャンパス電気通信研究所2号館
講義内容:リサーチ共有

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