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[PBLコミュ軸#6]ワークショップ2

2011.01.14

2011年01月07日[金]PBL本江中西スタジオの第6回目講義「ワークショップ2」を実施しました。
最終成果物のアウトプットイメージについての発表と、受講生同士によるディスカッションをしました。


前半はアウトプットイメージについての発表。
具体化していくことで提案の核がどこにあるのかも確認していきます。

アイデアを裏付けるデータを探してみます。
仙台市の歩行者数は年々減少傾向にあり、さらには入込者数も減少しているそうです。

あるいは実際にプロトタイプをつくってみます。
音声コンテンツを制作するとして、いかにそのコンテンツとの接点・出会いの状況を生み出すかが、サービスの体験全体を規定するかもしれません。
下の画像は声の主をカードにしてプレイヤーにセットしたイメージ。
背後の画像も想像をかりたてます。

さらに実際にこれを用いて街で実験してきました。
アイデアをもとに試作し、検証して改善していきましょう。

さて後半はグループをミックスしてディスカッション。
これまでは先生の指摘に答える事が多かった受講生に、逆に質問する側にまわってもらい、視点を変えてみます。
孤軍奮闘して先生のツッコミに耐える。

あるいは受講生同士で案を練るなど。
視点を変えて客観的に課題を捉える、また自分の案のネガティブチェックをするのが重要です。

ホスピタリティのあるアテンドシステムを構想するAグループは、アテンドの人にフォーカスしバリエーションをつくるなど「ポッドウォーク」との距離を意識しましょう。
新しい余白の単位をつくるBグループは、単位は概念の定義そのものなので、案の焦点を意識しましょう。いまだ世界に言語化されていない、しかし多くの人がなんとなく同意できるような新しい概念を、定義/言語化することは、非常に困難で挑戦的なテーマですが、非常に学術的な姿勢だと思います。がんばりましょう!
Tran(sport)ationがコンセプトのCグループはリズム・テンポに注目していました。身体的なリズムと都市的システムとがひとつながりにリンクするような状況を表現する事ができたら個人的には面白いと思います。一方で提案の意味と背景も意識しましょう。
(阿部)

1)講義内容について
・ワークショップ:最終成果物のアウトプットイメージの発表とディスカッション
2)次回講義について
日時:2011.01.08 [土] 10:00-12:00
場所:製図室プロジェクトスペース
講師:本江正茂、中西泰人
内容:ワークショップ3「ラピッドプロトタイピング」

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