2010.12.15
12/13(月)、Dチームの受講生が、東北大学大学院環境科学研究科 環境科学専攻 太陽地球システム・エネルギー学講座 地球物質・エネルギー学分野の土屋範芳教授へのヒアリングを行いました。
土屋教授は、主に地殻に含まれる水について研究されています。
地球上の水はほとんどが海にあると思われていますが、実は地殻、マントル、核まで含めるとその比率は海水 : 地球の水 =1:17 で地球上には海水の 17 倍もの水があり、地殻には海と同じぐらいの水が含まれているそうです。
地球規模の水循環がどのようなものかというと地殻とマントルと一緒に海溝の部分で水が沈み込み、熱によって沈み込んだ水が徐々に上に上がっていき、最後に地表水の循環に組み込まれていくというプロセスだそうです。
話をうかがって、このような地球規模の水循環、エネルギー循環に建築を組み込むのは、興味深いと思われました。