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[Interactiveレクチャー#1]小山泰介

2013.12.09

2013年12月5日(木)、仙台卸町のhouse/阿部仁史アトリエにて2013年度秋学期第一回のInteractiveレクチャを開催し、都市におけるモノの表面を超高解像度で撮影し肉眼では見えない細部がもつ驚くべき世界をあらわにする作品を発表されている写真家の小山泰介氏に「COLLECTED PHENOMENA / 小山泰介の写真」と題してお話をいただきました。


生物学や自然環境等について学んだ後、写真家となられた小山さんは、都市を拡張した自然環境としてとらえ、人間の活動と自然現象の相互作用によって発生する事象にクローズアップした作品を制作しておられます。今回のレクチャーでは小山さんが捉える「写真の現在」の状況とご自身のこれまでの作品について、「写真の現在」「有機的な都市」「現状から現象へ」「震災のあとで」「瀬戸内国際芸術祭」とトピックを立ててお話をいただきました。






後半は東北大学大学院都市・建築学専攻助教の佃悠、土岐文乃両先生によるファシリテーションにより質疑応答が進められ、「写真に意味をもたせる銘をつけたりはしないのか」「見る人には、どのような空間で(美術館、本、その他…)写真と対峙してほしいと思うか」「展示の際のサイズや形はどのような基準で決めているのか」「震災前/後の写真を並べて展示する時はどのような基準で並べていたのか」といった質問が上がりました。





1)講義内容について
SSD Interactiveレクチャー#1「COLLECTED PHENOMENA / 小山泰介の写真」
講師:小山泰介[写真家]
日時:2013年12月5日(木) 19:00-21:30(開場18:30)
会場:house/阿部仁史アトリエ(仙台市若林区卸町3-3-16)
コーディネーター:五十嵐太郎(東北大学都市・建築学専攻教授)
ファシリテーター:佃悠、土岐文乃(東北大学都市・建築学専攻助教)
一般公開(ドリンク代:500円)
2)次回講義について
SSD Interactiveレクチャー#2「日本の現代写真 女性作家を中心に」
講師:笠原美智子[東京都写真美術館 キュレーター]
日時:2014年1月17日(金) 19:00-21:00(開場18:30)
会場:house/阿部仁史アトリエ(仙台市若林区卸町3-3-16)
コーディネーター:五十嵐太郎(東北大学都市・建築学専攻教授)
ファシリテーター:佃悠、土岐文乃(東北大学都市・建築学専攻助教)
一般公開(ドリンク代:500円)

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