2013.11.27
2013年11月26日(火)にPBLスタジオ2の第2回講義を実施しました。
日本大学工学部土木学科の中野和典准教授及び東京スリバチ学会会長の皆川典久先生によるオープンレクチャーを行いました。
中野先生には、グリーンインフラの実証的な研究活動や自然生態系の持つ多面的な機能についてご講演頂きました。
現在取り組まれている水の自給処理システム(供給源:雨水→排水を浄化)の紹介や、分流式下水道が多く採用されたことにより、汚染発生源として面源負荷が増大する傾向にあり、その対策として分散型のグリーンインフラが有効であること等を説明して頂きました。
皆川先生からは、東京、京都、ローマ、前橋、仙台の地形的特徴について説明して頂きました。
京都については、排水を行うために起伏がつくられたこと、ローマについては、地形と施設配置の関係から東京との類似性が指摘できること、仙台については、段丘ごとに市街地の特徴が見いだせること等を解説して頂きました。
レクチャー後、受講生から提示されたグーリンインフラを中心としたマスタープラン案について、講評を行いました。
1)講義内容
日時:2013年11月26日(火)19:00-22:00
場所:ギャラリー・トンチク
内容:中野和典・皆川典久レクチャー
講師:石田壽一、土岐文乃、皆川典久、中野和典
2)次回講義内容(予定)
日時:2013年12月4日(水)13:00~
場所:ギャラリー・トンチク
内容:エスキス
講師:石田壽一、佃悠、土岐文乃