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[Interactiveレクチャー#1]西谷真理子

2013.05.21

2013年5月20日(月)、仙台卸町のhouse/阿部仁史アトリエにて2013年度春学期第一回のInteractiiveレクチャーを開催し、ファッションを中心に活躍されている編集者の西谷真理子さんに「建築的な(に)ファッションを考える」と題してお話をいただきました。



西谷さんは「ハイファッション」「装苑」などのファッション紙で長く編集者を務めて来られましたが、2011年に東京オペラシティで開催された「感じる服、考える服:東京ファッションの現在形」展の共同キュレーターなどの活躍もされています。その西谷さんに、海外では日本のファッションについてイッセイミヤケ、ヨウジヤマモト、コムデギャルソンのいわゆる「御三家」で理解が止まっているような現状がある一方で実際には先鋭化し新しいものが出てきつつある日本のファッションの現在について、「BEAUTY BEAST」「SHINICHIRO ARAKAWA」「SOSMIC WONDER」「アンリアレイジ」「ハトラ」などの例を出しつつ、西谷さん流に「建築的」ファッションを見出していく試みとしてお話を展開していただきました。



休憩中には西谷さんにお持ちいただいた、レクチャーでも紹介された「ハトラ」「アンリアレイジ」「MIYAO」などのブランドの服を、会場に来られた聴講者の方々が試着させていただく一幕も。




後半は東北大学大学院都市・建築学専攻助教の佃悠、土岐文乃両先生によるファシリテーションにより質疑応答が進められ「ファッションでは女性性が取り上げられがちなのはなぜ?」「デザイナーの服から着る人の服(着る人のコーディネート次第な服)へ時代が変わったのでは」「先鋭的に考えられたファッションとアートの境界線を設定するとしたら?」といった質問が上がりました。また、ファッションの中に「建築的」を考える試みをされた西谷さんに、「もし西谷さんが建築をファッション的に考えるとしたらどのような建築にしますか」という質問に、「お金のことを考えて、なるべく安くて快適な家にしたい。また、移動式の住居にもとても興味がある」と答えておられたのが印象的でした。

1)講義内容について
SSD Interactiveレクチャー#1「建築的ファッションを考える」
講師:西谷真理子(編集者/京都精華大学特任教授)
日時:2013年5月20日(月)19:00-22:00(開場18:30)
会場:house/阿部仁史アトリエ(仙台市若林区卸町3-3-16)
コーディネーター:五十嵐太郎(東北大学都市・建築学専攻教授)
ファシリテーター:佃悠、土岐文乃(東北大学都市・建築学専攻助教)
一般公開(ドリンク代:500円)

2)次回講義について
SSD Interactiveレクチャー#2「モノとコトのデザインの現在:変化するデザインの捉え方」
講師:紫牟田伸子(紫牟田伸子事務所/編集家、プロジェクトエディター)
日時:2013年6月25日(月) 19:00-22:00(開場18:30)
会場:house/阿部仁史アトリエ(仙台市若林区卸町3-3-16)
コーディネーター:五十嵐太郎(東北大学都市・建築学専攻教授)
ファシリテーター:佃悠、土岐文乃(東北大学都市・建築学専攻助教)
一般公開(ドリンク代:500円)

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