2011.11.25
朝、ENSAM Antenneにて、Francois GARDE氏(環境エンジニア)によるトロピカル・アーキテクチャの温熱環境技術に関するレクチャ。
パッシブエネルギーによる温熱環境制御に関するケーススタディなど。天井扇、インテリアルーバーといった細かい要素により室内に空気の流れを生み出し、体感温度を下げることで、空調のための電力消費量を抑える。
[レクチャ:温熱環境]
レユニオン島の電力資源は、水力、火力発電、多少の太陽光発電。火山地ではあるが、地熱発電などはしていないらしい。2030年までには、太陽光、風力などにより、100%、再生可能エネルギーに切り替える目標があるらしい。
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D3に移動し、短いエスキス。翌週から始まる後半戦、建築プロジェクトのプログラム、敷地、チーム分け等の確認。
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午後から、学生たちはSt Denis市に移動し、それぞれに市内を散策。
夕方5時、St Denis市中心部Rue de Paris沿いに建つ「BARRE HOUSE」(伝統的なクレオールハウス)の見学会、兼アペリティフ・パーティ。
フランス政府の文化遺産修復建築家で、レユニオン島担当で現地に赴任しているVincent CASSAGNAUD氏による丁寧な案内と、接待。
Vincentは、このBARRE HOUSEに事務所を構えており、このBARRE HOUSEそのものをはじめ、レユニオン島全体に点在する文化遺産の保存・修復を一手に手がける。
[クレオールハウス1]
[クレオールハウス2:敷地角の応接ベンチ]
[クレオールハウス3:全景]
[クレオールハウス4:文化遺産保存建築士Vincentによる説明]
[クレオールハウス5:アペリティフパーティ]
[クレオールハウス6:集合写真]