2011.11.29
2011年11月25日(金)PBL01 メディア軸の第二回:速水健朗レクチャーと宿題発表を行いました。
ライターであり、「思想地図β」において「ショッピングモーライゼーション」特集を担当編集もされた速水健朗氏をお迎えして、「ショッピングモール概論・20世紀の都市計画とロジスティクス」ついてのレクチャーが行っていただきました。
小売業態の変遷を辿りショッピングモールの発生までを追った後、「シザーハンズ」や「ゾンビ」などの映画から読み取られるショッピングモール、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジアなどの世界の事例を取り上げつつ、あれもこれもショッピングモール化していくかのように見える現在の状況について、前向きな視点をもってレクチャーを行っていただきました。
レクチャー後質疑応答では、速水氏から五十嵐先生への質問、商空間に対する個人の感覚の変化について、スタジアムとショッピングモールを組み合わせることで相互に利益を生み出すことを狙った福岡の事例は今後全国に展開していける射程を持っているか。現在ショッピングセンター化しつつあるものは何かあるか(例えば老人ホームが、等)などの質問が交わされました。
レクチャー後には受講者による宿題発表が行われ、宿題として事前に提出されていた「体験談/そこから導きだされるリサーチ対象と質問事項」についてひとりずつ簡単に報告をしてもらい、それに対し主に教員・講師よりアドバイスを受けました。
1)講義内容について
速水健朗レクチャー/宿題発表
2)次回講義について
日時:12月15日(木) 18:00―21:00
会場:建築学専攻仮設校舎 Katahira10
内容:宿題発表/長谷川一レクチャー「身体と機械が縫合される現在の商空間」
3)ハンドアウト