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SSDe新・港村 メディア軸 五十嵐太郎レクチャー

2011.10.19

2011年10月18日火曜日、
せんだいスクール・オブ・デザインの新・港村での期間限定分校「SSDe新・港村」で
メディア軸のレクチャーが行われました。



(↑「今日のメニュー」)
SSDe新・港村の、軸ごとの企画第一弾はメディア軸から始まりました。
この日のメニューは
■17時からのメディア軸受講ガイダンス
■19時からの五十嵐太郎レクチャー
と、担当研究員には「ちゃんと喋る事ができるだろうか」とドキドキする催し物の目白押し(イベント二つでキャパいっぱい)になっていましたがその前に
■15時のコピー機搬入
という、裏一大イベントがありました。
今回のメディア軸ワークショップでは、他の三つのコミュニケーション軸、社会軸、環境軸のワークショップが港村で残した成果と、メディア軸ワークショップの参加者が書く横浜トリエンナーレレビューなどをひとつの簡易製本の本にまとめることを目指してワークしてゆくことになりますが、その簡易製本雑誌(Zine)の制作の際に欠かせない!と担当研究員が熱を込めて頼んでもらったのがコピー機です。10月31日と11月1日のメディア軸ワークショップでは、これとはさみとのりとホッチキスと知恵を使いながら手作業でZineを作っていく事になりますが、製本印刷なんかもできて、コピー機、楽しい!です。
17時からのガイダンスでは、楽しい顔ぶれのワークショップ参加者さんたちをお迎えして、ご挨拶などの後にSSDとS-memeこれから新・港村で作るM-memeの趣旨についての説明を行いました。また新・港村はどうやらZine的な動きにも敏感な村らしく、一番海側に面したDゾーンの村の本屋さんには、個人が私的に作り出す紙的メディアZineが沢山揃えられていて、説明が終わった後には受講生として参加してくださったみなさんと、ガイダンスが行われたAゾーンスクール校舎からDソーンまで遠足に行って、Zineとはどんなものなのかを見てきました。

19時からはせんだいスクール・オブ・デザインでメディア軸担当研究員としてS-memeの編集長を務める、建築批評家・東北大学教授の五十嵐太郎先生によって、「書き手を輩出するフィールド」として機能してきた雑誌というメディアについて、ご自身が関わってこられた「エディフィカーレ」に始まり、その他にも主要な雑誌のこれまでの流れと現在の雑誌や出版をとりまく状況、その中に位置づけられるS-memeや、東北大学大学院建築学科の大学院生が発行する同人誌「ねもは」についてのお話を繰り広げていただきました。

次に行われるワークショップは10月22日、コミュニケーション軸によるワークショップです。一般公開・参加無料、お時間のある方はぜひ覗きに起こしください!
絵はがきが…
メディア軸の今度の集まりは10月31日、実際の作業と編集者である磯達雄さんによるレクチャーとなります!コピー機を使いますよ〜

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