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Futureラボ03 #3

2014.07.16

2014年7月09日(水)、Futureラボ03第三回目講義を実施しました。
最初に、石田教授より「ながら人のためのながら場」を考えるという課題提示がありました。
主目的と場所の関係が機能的な視点から位置づけられている都市生活の中で、実際に起きているリアルなアクティビティ
のポテンシャルは副次的な同時性=「ながら」にあるのではないかとの仮説に立って、人と場のありかたのイノベーション
を考えるという課題が与えられました。
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続いて、小林先生より「地域における環境保全活動のあり方」についてレクチャーがありました。
MELONの活動を通した事例から、地域と環境に貢献するしくみづくりの過程をご紹介いただきました。
その中でもプロスポーツと環境配慮型行動の普及という異なる2つの事柄にしくみを与えることで
一般市民に啓蒙的な抵抗感なくエコへの気づきを与えることに成功した事例などは、本日の課題に示唆を与えるものでした。
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その後、上岡先生より「環境コミュニケーションをデザインする」と題してレクチャーがありました。
社会の需要を様々な専門領域を横断しながら相互補完的につなぎ、連鎖的に展開を広めてきたこれまでの活動を
ご紹介いただきました。統合的な視点からのアプローチや利用者の視点から生み出される独自のコンセプトによって
つながり広がる新たな価値の可能性についてお話いただきました。大きな1つのアクションではなく
小さなアクションの連続が持続的な効果をもつことは、本日の課題のヒントとなりました。
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最後に各受講生より、課題への取りかかりとして現時点での「ながら人のためのながら場」の
イメージを発表しました。講師陣より指摘のあったしくみや現実性の組み立てを引き続き検討し、
次回のプレゼンテーションを行うこととなりました。
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=次回講義案内=
Futureラボ03 第四回講義
日時|7月22日(火)19時〜
場所|プロジェクトルーム2
内容|学生によるプレゼンテーション及び講師による講評

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