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お知らせ:SSD ハウスレクチャー#2、#3 講師=笠原美智子、新津保建秀

2014.01.12

SSD2013年度秋学期科目として、SSDハウスレクチャー(※)を開催します。1月17日(金)19時からは東京都写真美術館キュレーターの笠原美智子氏を、1月23日(木)は写真家の新津保建秀氏をお招きし、「日本の現代写真 女性作家を中心に」(笠原)、「フレーム/余白/写真」(新津保)をテーマにお話し頂きます。
仙台市卸町の阿部仁史アトリエと、東北大学片平キャンパス都市・建築学仮設校舎KatahiraⅩにて一般公開にて開催しますので、お誘い合わせの上ご参加ください。



※SSD2013年度秋学期必修科目「Interactiveレクチャ」は全3回開催されるSSDハウスレクチャーのうち、2回以上の出席を修了要件とします。

今期のInteractiveレクチャのシリーズでは、写真の分野に関わる三人をゲストにお招きします。二名の写真家と一名のキュレーターに、それぞれの立場から写真表現の現在について語っていただきます。
二人目のゲストである笠原美智子氏は東京都写真美術館の学芸員であり、主にジェンダー、身体、セクシャリティをめぐるテーマを探求してきました。主な企画展に『ジェンダー 記憶の淵から』(1996 年)、『ラヴズ・ボディ ヌー ド写真の近現代』(1998 年)などがあります。また、2005 年のヴェネツィアビエンナーレでは、日本館のコミッショナーをつとめられ、写真家・石内都氏の展示を行いました。主な著作に『ヌードのポリティクスー女性写真家の仕事』、『写真̶時代に 抗するもの』などがあります。
三人目の新津保建秀氏は、新しい風景写真からももいろクローバーまで幅広く活動する写真家です。リスボン建築トリエンナーレ2007に出品された建築家・原田真宏+原田麻魚の建築写真、複雑系の科学者、池上高志とのコラボレーションによる展覧会「Rugged Timescape」、2013 年に話題になったゲンロンの書籍『チェ ルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図 β vol.4-1』における現地取材の写真など、異分野との 協同作業を開拓しています。
この科目ではレクチャーと、受講者による長時間のインタラクティブな質疑応答によって、言葉によってデザインを論じることを学びます。


SSDハウスレクチャー#2「日本の現代写真 女性作家を中心に」
講師:笠原美智子(キュレーター)
日時:1月17日(金) 19:00-22:00(開場18:30)
会場:阿部仁史アトリエ(仙台市若林区卸町3-3-16)
コーディネーター:五十嵐太郎(東北大学大学院都市・建築学専攻教授)
ファシリテーター:佃悠、土岐文乃(東北大学大学院都市・建築学専攻助教)
一般公開(ドリンク代:500円)
※お車バイクでご来場の方は、仙台卸商センター共同配送センター脇の臨時駐車場をご利用ください。指定の場所以外の駐車はご遠慮ください。飲酒運転・未成年の飲酒は法律により禁止されています。
臨時駐車場案内図
講師略歴:
笠原美智子(かさはら・みちこ)/東京都写真美術館 キュレーター
1957年生まれ。東京都写真美術館事業企画課長、明治学院大学非常勤講師。1983年明治学院大学社会学部社会学科卒業。1987年シカゴ・コロンビア大学修士課程修了(写真専攻)。主な著作に『ヌードのポリティクス 女性写真家の仕事』(1998)、『写真、時代に抗するもの』(2002)他。主な展覧会として、「ジェンダー 記憶の淵から」展(1996)、「ラヴズ・ボディ ヌード写真の近現代」展(1998)、「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展(2010年)、「日本の新進作家vol. 11この世界とわたしのどこか」展(2012年)他。第51回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナーとして「石内都:マザーズ 2000-2005 未来の刻印」展(2015年)を開催。
http://www.syabi.com/

SSDハウスレクチャー#3「フレーム/余白/写真」
講師:新津保建秀(写真家)
日時:1月23日(木) 19:00-22:00(開場18:30)
会場:東北大学片平キャンパス 都市・建築学専攻仮設校舎KatahiraⅩ
(〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1電気通信研究所内)
コーディネーター:五十嵐太郎(東北大学大学院都市・建築学専攻教授)
ファシリテーター:佃悠、土岐文乃(東北大学大学院都市・建築学専攻助教)
一般公開(ドリンク代:500円)
講師略歴:
新津保建秀(しんつぼ・けんしゅう)/写真家
1968年東京都生まれ。映像とフィールドレコーディングによる作品制作を経て写真家としての活動を始める。以降、自身の作品制作、建築、電子音楽、非線形科学、情報デザインとの共同作業を多く手掛ける。主な展覧会:11年「Possible Water コモンズとしての未来」(ドイツ文化センター)「堂島リバービエンナーレ」(堂島リバーフォーラム)「文化庁メディア芸術祭2011ドルトムント展」(Dortmund U)、12年「\風景+」(ヒルサイドフォーラム、代官山ヒルサイドテラス)など。著書:『\風景』(角川書店)、『Spring Ephemeral』(FOIL)、『Rugged TimeScape』(FOIL)関連書籍:『建築と写真の現在』(TNプローブ)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』(ゲンロン)など。
http://www.kenshu-shintsubo.com/

お問合せ:022-217-6355(SSD事務局)
申込み方法:エントリーフォームよりお申し込み下さい。
http://sendaischoolofdesign.jp/entry/2013at_olec

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