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ARP08#2:課題レポート発表

2013.07.02

2013年6月26日(水)アジャイルリサーチプロジェクト(ARP)8の第二回目講義を実施しました。


受講生より前回の講義を踏まえた、課題レポートの発表が行われました。
各受講生は、エネルギーを媒介とした「交通ハブのミニモデル」のスケッチを作成し、『「いまだけ、ここだけ、あなただけ」のローカリティへの転換』『エレクトロニクスとリアルな物理空間との融合』に対する考察とともにプレゼンテーションを行いました。また、プレゼンテーションごとに、他の受講生からの指摘点・質疑などを踏まえたディスカッションが行われました。

今回の課題では、エネルギーを媒介にした人々のつながりがイメージされていますが、現代では場所を問わずエネルギーが自由に獲得可能であるという状況から、充電スポットのような形で人を集めるのではなく、人が立ち寄りたいと感じるインセンティブを持った場が自然エネルギーを介することで自立しており、その場が人々のつながりを喚起するという状況を作り出すことの必要性が議論されました。
また、受講生のまとめた青葉山キャンパスエコラボ周辺のローカルな環境情報や四季・時間ごとの人々の動きの読み取りについて発表が行われ、改めてエコラボ前の場の設定条件が議論され、ターゲットをどう絞るかについて議論が行われました。

今回の講義では、このようなディスカッションを通じて、前回設定されたミッションに対する課題解決のためのスキームが明確化されました。
最後に藤山より、身近なプロダクトや小さな空間がエネルギーと統合的にデザインされた事例の紹介が行われ、今回の議論を踏まえた次回へのイメージ共有がなされました。
次回は具体的な発電材料を指定して、これを用いたパークレットのデザインをワークショップ形式で行う予定です。
1)講義内容
日時:6月26日(水) 18:30-20:30
場所:プロジェクト室1
講師:石田壽一、藤山真美子
内容:課題提出内容発表
2)次回講義内容(日程変更しました。
日時:7月17日(水) 18:30-20:30
場所:プロジェクト室2
講師:石田壽一、藤山真美子
内容:ワークショップ

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